【発達障害/ADHDと薬】この才能と共に生きていくために/コンサータ錠

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次男は28歳のBirthdayを目前に【発達障害/ADHD】と診断され、コンサータ錠18mgでの治療を半月、その後量が増え、27mgでの安定させる予定で、1ヵ月間薬を飲み続けました。

果たして彼の注意欠陥は治ってきたのでしょうか!? 投薬1ヵ月半を振り返り、これからの治療と生き方を考えます。

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発達障害/ADHDにおける薬の効果

さて、問題行動は改善されたのか?・・ 

結論から言うと、第3者から見て、YesともNoとも言えます。 片付けられない、屁理屈を言う、朝が起きられない、財布を置きっぱなしにする 等

これらの問題行動にはまったく効果は見られません。いや?もしかしてそれは本人にやる気が無いだけか!?これは病気のせいでは無かったの!!?

ただ。反応は早くなったし、促せば少しは片付けもするようになりました。

え?それだけ?治療の意味あるの?思いますよね? うん。でも、あると思います。

 

投薬治療中の変化と、発達障害人の頭の中

『本が読めるようになった』『どこに置いたか大体分かるようになった』『少し前に考えていたことを覚えている』『考えがまとまりにくくなった』

これは、薬を飲み始めて1ヶ月が経った頃、本人が言っていたことです。これを聞いて正直ビックリしました!

『本が読める』これについては、疲れがたまっている方、鬱気味な方には思い当たる節があると思いますが(私自身もそう)、まっすぐに本が読めないことが多いですね。何度も同じ行を読んでいて、それでも頭に入ってこなかったり、斜めに文字を追いかけてて、それで内容が分かっていればいいけど、目で文字を追っているだけ、みたいな。

『どこに置いたか大体分かるようになった』これはもうそのまんま。彼らは置きっぱなし、やりっぱなしは極々普通ですね(笑)これができるようになるだけでもスゴイことです!

『少し前に考えていたことを覚えている』これについては突っ込みました。覚えてなかったんかい!!って。彼らはどんな雲の中を生きているんだろう??不思議ちゃんな訳です。生きる世界が違います。いや~実にしんどいでしょうね。

『考えがまとまりにくくなった』驚いたのは、コレ。頭がスッキリしてまとまりやすくなったのかと思いきや、思考パターンの変化か?ひらめきとか、自分なりの構築が難しくなったのでしょうか?普段は他人が話していても、常に自分の頭の中でグルグル考えているので、他人の声が良く聞こえるようになっているのかもしれません。

発達障害(ADHA/注意欠陥多動症) ってなぁに?

28年間、息子を見てきて、変わっている子、というのは重々分かっておりました。検査こそしていませんでしたが、『こいつは絶対に発達障害者だよな~、いやそうでなくては困る』と思っていました。

そうでなくては困る、というのは、あれがまったく性格からくるものであれば、その方が問題だと言う意味です。

片付られない』とか『人の話を聞かない』など、障害が無くてもそのような人はたくさん居ます。でも、それが単に性格からくるものではなく、脳のシナプスの作用であるならば。またその症状を薬で治療できるのであれば、現代社会でも少しは生きやすくなるのではないか、と思うのです。

『片付けられない』人の話を聞かない』 『事務作業ができない』『やりたくないことは極力やらない』『じっとしていられない』『さっきまでしていたことを忘れる』

このあたりが【ADHD/注意欠陥多動症】の特徴ではないかと思うのですが、この部分が改善されれば、当事者の人生にとって、何が変わるのでしょう。生きやすくなるのでしょうか?

見たくない 聞きたくない 知らな~い

現代社会で発達障害と生きるためにできること

子供のころから『変わった子』と言われ、その特性から『だらしない』『嘘つき』『自分勝手』『約束を守らない』など、問題とされることが多かったことと思います。

今回、次男の症状を冷静に観察したり、話し合ったりする中で『いや~自分にもずいぶん要素があるわ~』などと思っています。

次男は、争いを好まない性格と生まれ持った人当たりのよさ、これによってそこまで問題なく生きてきました。しかし、長男のほうは間逆で、何もしなくても敬遠される面があり、より一層生き辛さを抱えています。

しかし、これは本人の特性であり、身長や顔立ちと同じく、努力では変えられないのです。性格とか環境ではなく、生まれ持った脳の形、のようなものなのですから。

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時々休んで、自分自身と語り合う

アパートを引き払い自宅療養をした2ヵ月半の間、とにかく休むことと、見失った自分自身を見つけることだけを考えられるようにサポートしてきました。

親でしか分からない、子供時代のエピソードや他人とは違う個性の話をしたり、好きだった事柄を思い出してもらったり。

睡眠障害にも陥っていたので、投薬までの1ヵ月間は昼夜問わず、とにかく睡眠時間を確保することを優先しました。投薬開始後は午前中からのリズムを作るために、睡眠時間を考慮しながら朝方の生活に戻すことをゆる~く目標にして。

本を読み、世の中の不都合、政治の話、経済の話、歴史の話・・・ 親子の時間を埋めるように沢山の話をしました。

その度、何か考えがまとまったり、閃きが生まれていたようで、自分自身の方向性をつかんでいっていたように思います。

やはり、休む時間と言うのは必要なんですよ。自分を見失うと人は立っていられません。苦悩だけがそこに残されます。本当は、一番の治療法は時間であり、休息だと考えます。

そんな息抜きの夏休み。合間の気が向いたときに、長男と二人で私に庭を造ってくれました。

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発達障害と薬、これからの付き合い方

コンサータ錠27mgで1ヵ月治療してみて、彼なりに見えてきたことがあるようです。

この薬を飲むにあたって、主治医からは休む日を作ってもいい、と言われていました。

確かに、一週間飲み続けると脳が疲れるのか、ひどく寝続ける日がありました。ですから、6日飲んで1日休む、というようにしていました。たまに『今日はボーっとする日』と言って休ませることも。ボーっと考えたい日は飲まない、とか。

これにより、社会生活を送らないといけない日は投薬、休日は休薬日、そんな風に脳を切り替えることにしたそうです。

『片付けられない』人の話を聞かない』『事務作業ができない』『やりたくないことは極力やらない』『じっとしていられない』『さっきまでしていたことを忘れる』

これらの特性が和らげられれば、生きていく上で必要不可欠な経済活動をより安定して続けていくことができます。

まとめ

主治医の話によると、ずっと薬を飲むわけではないそうです。

まだ治療を始めて間が無いので分からないことばかりですが、発達障害におけるマイナス特性を薬でコントロールし、その個性である、他にはない才能の部分を潰さず活かして行くことが出来れば、自分らしく、他に頼ることなく人生を構築していけるのではないか。

『発達障害という才能と付き合い生きていく』

私はそう信じて、この先の彼の人生に期待をしています。

 

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