【発達障害/ADHD】コンサータ錠を使った1ヶ月目の治療

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10月で28歳のBirthdayを迎えた次男。9月の診察で改めて【発達障害/ADHD】と診断され、投薬治療を続けています。

しかしながら。投薬で果たして良くなるのか?副作用はないのか?依存性はないのか?不安だらけです。

もしかしたら投薬せず、このまま状況が良くなるのを待った方が良いのではないのか?そんな考えもよぎります。

しかしながら。我が家の次男は投薬治療に効果が見られました。その様子をお伝えします。

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ADHD/注意欠陥多動症の治療薬

お盆に当日診療していただける病院で、【ADHD】と診断を受けたのですが、そこでは検査用チェックシートの記入もなく、簡単な問診しかなかったため、長年、長男がお世話になっている病院に変わることを決めました。その後、初診予約を約3週間待って診察を受け、1時間近い問診とチェックシート、血液検査、心電図を取りました。その上で投薬治療を決定、先生からお借りしたパンフレットやインターネットで、薬の効能や副作用を比較しました。 ←と、ここまで前回までのあらましです。

【ADHD/注意欠陥多動症】の治療薬は、現在日本で使用されているものは3種類しかないそうです。その中のどの薬を使って治療するか。先生の意見をふまえた上で、本人・長男・私の3人でじっくり話し合った結果、『コンサータ錠』という薬を選択することに致しました。

コンサータ錠18mgを2週間投与

コンサータ錠中枢神経刺激剤 と、説明書に書いてある、なんだか恐ろしい薬。

確かに取り扱い注意の薬らしく、誰でもこの薬を処方できるわけではなく、精神科医の中でも処方できる医師は限られるそう。そしてこの薬は余った場合、薬局に返さないといけません。ずいぶん注意深く取り扱わなくてはならない薬なんだな、ということが想像できます。

この薬を、まずは最初の2週間、最低ラインである18mgでスタートしました。

この薬は即効性があり、飲むとたちどころに効いてくる、らしいということをパンフレットで知りました。薬の効果は6~8時間程度。朝飲んで出勤したら残業はできないくらい。帰りにはタイマーが点滅する、といったウルトラマン仕様の仕掛けです。

昔、誤診の抗鬱剤により、半年ほど寝込んだ経験のある長男の意見として、『早く抜けるであろう薬』という点がポイントとなりました。

先生からも『一生飲むわけではない』と言われていたので、即効性があり持続力が無い、という点から、コンサータ錠に決めました。

 1日目/朝9時に起こし、食事をとって服薬。本人曰く、効いているのかどうか分からない。眠気は変わらず。いつも通り朝6時まで眠れず。

 2日目/朝9時起床、同じく服薬。効いているのか分からない、というが、周りから見ると随分変化がある。少し就寝が早まって朝5時ごろ就寝。

 3日目/この日も朝9時に起こし、服薬。本人的におや?片付けてもいい気がするぞ?という自覚発生。これはニュースです!!朝の3時頃から眠気を感じるように!

 ・・・片付けができる、とか、そういった変化は少ないものの、本人的に「もやが晴れている感じぐらい」だそうですが、傍から見ているとぜんぜん違う!

何が違うか。彼は寝起きとか、やりたくないことを指示されたとき、頭をかきむしるという動作をするのですが、これが、無い!!薬が切れているはずなのに、朝も結構すんなり起きる!!これはスゴイことなのです!!この仕草、2歳ころから始まり、もう25年以上繰り返している条件反射的なクセ

これをしない、というのは何か変化が起こっているからだと思われます。

コンサータ錠18mg

コンサータ錠服薬時の睡眠と副作用

それから2週間、日曜日だけお休みして服薬を続けました。夜も大体3時ぐらいには寝付けるようになりましたので、それだけでも効果は大きいです。就業していた頃は不眠により、数ヶ月間3時間睡眠だったのが、6~8時間眠れるようになってきました。

朝はなるべく9時~10時には起こして服薬させるようにしていますが、何時に起きても、土木作業をした日でも朝方3時より早く眠れないので、睡眠時間を確保させることを優先しています。

薬をお休みした前夜には、薬が切れた時間を見計らって久しぶりにお酒を楽しんでいました。

普段からお酒は時々飲みますが、なにせコンサータ錠は中枢神経刺激剤。これをお酒と併用して良いわけがありません。もちろん薬服用時のお酒は禁止です。まぁこの薬に限らず、薬とお酒は一緒に摂らない方が良いと思いますけど。

心配していた副作用。こちらはやはり、あります。吐き気があり、嘔吐まではしないものの、時折気分が悪そうです。これも慣れるまでには時間がかかりました。

それから、これは良く分からないのですが、週末あたりになるとまったく起きられない、薬を飲んでも起きられない日がありました。

コンサータ錠には眠れなくなるから午後には飲まないように、という注意事項があるのですが、そんなのお構いなしに、身体が起きるのを拒否していました。その様子はまるで鬱期の長男。それでも、通院前のひどい時よりはマシ、という様子です。

働きながら?休職して?投薬治療

今、次男は治療に専念するためと、人生をリセットするための期間として、無給ながら自宅療養しています。

これはひとり暮らしではなかなか出来るものではありませんが、社会保険加入者であれば診断書さえ貰えれば休業補償が出る制度もありますので、できればゆっくりと心身ともに休める時間を取ることをお奨めします。

次男は会社との折衝がうまくいかず、私もそこまでの知識が無かったので無収入です(泣)このことに関しても後日、そのやりとりの全てを曝け出しますので、是非是非お待ちください。

治療2ヶ月目はコンサータ錠27mgへの移行

私は、このまま18mgで様子を見て固定していくんだろう、と思っていましたが、それは勝手な勘違いでした。

9月末、3回目の診察で薬の量が増えました。この9mgの違い!これは0から18mgと同様か、もっと!?大きな違いがあったように思います。

この、治療2ヶ月目の様子につきましては、近日中にご紹介いたしますのでチャンネルはそのまま・・・

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